進行波型アンテナ

共振現象を利用していない進行波型アンテナ。その中でも有名なのはホーン・アンテナです。ホーン・アンテナは、アンテナ工事で見かけるパラボラ・アンテナの焦点部分に儲けられる送・受信装置のことをいいます。

パラボラ・アンテナは、通信サービスで使われるマイクロ波の中継局にあるアンテナです。また、皿形のパラボラ・アンテナとあわせて、反射板(リフレクタ)を備えたホーンリフレクタ・アンテナが使われています。ホーン・アンテナは文字通りホーン(ラッパ)のような形状をしています。

ですが、ホーン・アンテナがホーンの形をしていたのは、開発当初のころだけでした。当時は楽器のように口が円いラッパ形をしていたものの、最近のホーン・アンテナは四角形のものが増えました。

ホーンの口がすぼまった先には、長方形の空洞がつながれています。空洞の先は金属でできた板でふさがれていて、モノポール・アンテナが内側に設置されています。アンテナから発信される電波は空洞をふさぐ金属板で反射され、ホーンの入口に向かって放射されるという仕組みです。方形導波管内の電界を見てみると、上下の導体壁に垂直に出入りし、ホーンの口に向かって進むにつれて扇形広がり、空間へと放出されていきます。