モノポール・アンテナの形状等

モノポール・アンテナは主に、携帯電話やスマートフォンの内蔵アンテナに活用されています。ダイポール・アンテナは極が二つあるのに対し、モノポール・アンテナにはポールが一つしかありません。ということは、ダイポール・アンテナとはまた別の仕組みで電波を発信していることになります。アンテナ工事のやり方にも差異があるようです。

ダイポール・アンテナはダイポールの中央に導体板を挿入すると、ダイポールの下半分の部分は不要となります。導体板と同じ電流がエレメントにも流れ、下半分がなかった場合でも指向性が同一となります。したがって、二分の一波長のダイポール・アンテナの上半分、四分の一波長だけでも、その働きは同じです。

給電線の上下に電圧をかけますが、アンテナの長さが二分の一のため、必要電圧も二分の一になります。そして、給電インピーダンスも二分の一になります。ダイポール・アンテナのインピーダンスは約73オームですが、理論的にはモノポールはこの半分の36オームで問題ありません。

ですが、無限大の導体板を挟むことはできません。多くは有限の導体板に四分の一波長の素子を立て、同軸ケーブルを用いて電流を送る仕組みを使っています。この時、アンテナ素子と導体板は絶縁するようにつくります。